3月3日~6日、やもりが友人数人と沖縄に行って、虫取りに挑戦してきたことは以前の記事で報告させていただきました。ところで何度も言うようですが、やもり館長自身は昆虫には全くの素人ですよ。(虫に詳しいのは標先生。)今回はその素人のやもりが4日間の、ほぼ初体験とも言っていい虫取り体験でいろいろと失敗しながら、反省・教訓化したことをお話します。
本日、最後まで残っていたメスのツマ子が死んでしまいました(T_T)それでも羽化後72日、がんばって長生きしてくれました。
先日、オンブバッタの産卵についてお伝えしましたが、バッタ類の産卵はその後も続きました。バッタ類のほとんどはこの時期、11月頃に産卵。卵は越冬して春に孵化するそうです。親のバッタは産卵を終えた頃に死んでしまうそうです。
今回は当昆虫館で飼育している生き物の中からバッタの仲間をご紹介します。夏~秋の虫たちです。
昆虫館の生き物の中からクワゴをご紹介します。いわゆる野蚕の一つで、カイコの原型、祖先と言われています。幼虫は横から見ると、なんとなく犬みたいで可愛いです。
スカシバ科のガはハチに擬態します。モモブトスカシバが飛んでいる姿はマルハナバチにそっくりだそうです。
こちらも6本足ではないので、昆虫じゃないですけど。3月に虫フェアで買った、展足前のジャイアントスコーピオン。8本足です。標先生に展足してもらいました。
この2月、蝶の展翅に初挑戦したものの、なんと3匹すべて失敗した私、やもり館長。標先生曰く「標本作りは慣れです。数をこなせばうまくなります」。私は心の中で(本当かなあ?そりゃ私以外の人はそうかもしれませんけどねっ)と若干イジケつつも、おそるおそるの再チャレンジです。
お客様のご注文で標本を作成しました。
お客様ご持参の、フィリピンヒラタクワガタの中のヒガシルソンヒラタクワガタ。さらに、ルソン島東部の中でもアウロラ州で取れたクワガタなので、「アウロラヒラタクワガタ」という名前で売買されることも多いものです。
大きくて立派です。
飼っていたけど死んでしまったので、標本にしてほしいとのご注文でした。