問題は忘れるだけで即解決!

こんにちは。

じっけんば やもり所長 兼 やもり昆虫館館長のやもりです。

 

今、解決できない問題を抱えて困っているという方いらっしゃいますか?

いくら考えてもぐるぐる堂々巡りするばかりで、いっこうに解決の糸口が見えてこない。

 

そんなあなたに100%うまくいく!解決方法があります。

それは問題を忘れること。

 

問題は、「潜在意識さん、あとヨロシクね」とか言って、お空にぶん投げる格好でもしちゃいましょう。

あとは忘れる。

これであとは潜在意識がうまく采配してくれて、あら不思議、気がついたら解決!しています。

 

ちなみに、よろしくお任せする相手は潜在意識さんでなくても、宇宙でも、なんだったら神様でも、あなたがしっくりするイメージでいいですよ。

 

え?

問題を忘れるの、躊躇しますか?

問題をぎゅっと握りしめて、いつも監視していないと不安ですか?

 

わかります、わかります、私もそうでしたから。

「え?いいの?問題のことをいつも考えていないと、忘れてる間にますますとんでもないことになるかもよ」って思うんですよね。

 

でも、それはエゴのささやき、エゴが余計なおせっかいをしているだけですから、スルーして大丈夫です。

 

エゴは基本的に顕在意識。

顕在意識は意識全体の3%かそれ以下しかなくて、その役割は情報を処理したり、現状の問題を認識して「じゃあこうしたい!こうなりたい!」と目標を設定するのが仕事。

そう、顕在意識の仕事はそれだけ!

 

だから私たちは「こうしたい!こうなりたい!」と目標を設定したら、あとの仕事は潜在意識にお任せして、その采配に任せていればいいだけなんですが。

でも顕在意識は出たがりで、3%の存在のくせして何もかも自分にしかできないと勘違いしてて、何にでも「オレがオレが」と余計な口出しをしてきます。

 

まるで小さい子どもがまだ何もできないのに、できる気になってお父さんやお母さんを喜ばせたい一心でいらんことをして、結局は「あーあ、またちらかしちゃって」とかいうことになってるようなものです。

 

エゴは問題を忘れられると自分の出番がなくなるので、焦ってそうはさせじとなんだかんだ口出ししてくるんです。 

でも、エゴのささやきを真に受けて、頭の中で問題を握りしめていると、現実でも問題は存在し続けます。

問題を忘れれば、問題は消えます。

 

第一、あなたが考えても解決できない問題って、結局、考えても何もできなかったことでしょ。

ほら、エゴの「考えてないと大変なことに」ってささやきは結局、噓ってことでしょ。

 

大丈夫、問題は安心して忘れてください。

あなたが忘れても潜在意識はちゃんと覚えていて、全てうまくやってくれますから。

 

あ、もちろん、解決の糸口が見えているようなことだったら、それは潜在意識がもう必要な行動を提示してくれているってことですから、対処してくださいね。

「のどが渇いたな。じゃあキッチンに行って水を飲もう」とか、「これはちょっとネットで調べてみれば、いい方法が見つかりそうだな」といったことです。

 

でも、ちょっと行動したり考えたり調べたりしたくらいでは解決しそうにないな、と思うようなことは、潜在意識にぶん投げて忘れてくださいね。

それで即解決!ですよ。

 

最後に思い出したのですが。

私が子どもの頃に読んだ本に、ミシンを発明したシンガーさんのお話が載っていました。

(ただし現在、一般的に伝わっているお話ではミシンの発明者のお名前はシンガーさんではなくて別の人になっていますし、お話の細かいところもちょっと違っているようです。)

 

ミシンの発明に日夜取り組んでいたシンガーさんでしたが、ミシン針にうまく布を縫わせる方法がどうしてもわかりませんでした。

 

考えて考えて考えて考えて、ついに疲れ果てたシンガーさん。

ベッドに倒れ込んで眠ってしまい、そこで夢を見ました。

怖ろしい悪魔が槍を振り上げて襲ってきます。

ところが、その槍の鋭い先端を見ると、そこには1個の穴が開いていました。

 

飛び起きたシンガーさんは夢で見た悪魔の槍のことから、「そうだ、ミシン針の頭の方じゃなくて尖った先端の方に穴を開ければよかったんだ」とひらめき、見事、ミシンの発明に成功しました。

 

以上、夢からヒントを得て成功に導かれた話ですが、こういう話ってたくさん伝わっています。

これって要するに、「オレがオレが」とでしゃばってたエゴがついに万策尽き果てて、潜在意識に明け渡さざるを得なくなった状態なんですよ。

 

この手のお話では、とかく前段の「考えて考えて考えて考えて、ついに疲れ果てて」という部分に焦点が当たってしまい、そこまで苦労を重ねたというところが美徳として強調されがちですが、本当は大事なところはそこじゃないんです。

大事なのは最終段階の「潜在意識に明け渡さざるを得なくなった」というところです。

 

もちろんシンガーさんのそれまでの苦労にも、それなりの意味はあったとは思いますが、でもシンガーさんはそこまで苦労しないで、最初から潜在意識にぶん投げたってかまわなかったんです。

 

繰り返しになりますが、あなたは、ちょっと考えたり調べたりしたくらいでは解決しそうにないな、と思うようなことは、最初から即、潜在意識にぶん投げて忘れましょうね。

それで即解決!ですから、もう大丈夫ですよ。

 

それではまた。