こんにちは。
今朝もやもりはいつも通り朝6時にアラームをセットして起床。
「まだお布団の中でうだうだしていたいな~」とうだうだ思いつつ、ようやっとで起きてシャワーを浴びて、お昼ご飯に最近定番のハムチーズサンドを作って、トーストとコーヒーの朝ご飯を食べて、身支度して、徒歩40分お散歩しながら昆虫館に向かいます。
昆虫館に着いたら、館内のお掃除をして、それから飼育昆虫のお世話をしたり、メールやホームページのチェックをしたり、ブログを書いたり、もろもろの事務仕事をしたり、お客さまの対応をしたり。
その間にはしばしば「あー掃除めんどい」「ブログの文章がスムースに出てこない時って厄介なんだよね」と思ったり、さらに世に言う陰キャ傾向で「お客さま対応って緊張するなあ」と腰が引けたりすることもあります。
時々は標本作りなどもさせてもらってますが、まだまだ標先生のようにはいかないので、いまだに「ぎゃああ、キチョウの翅が破けたあっ(泣)」「わーん、ヤマトシジミの翅がもげたあ~」などと試行錯誤しています。
(「標先生」とは当昆虫館の標本提供者で昆虫大好きコレクターの元小学校校長先生です。ブログ内では略してこう呼んでいます。虫に詳しいのはこの人で、やもり館長は全く素人です💦)
ところで、以前の記事で、以下の4つが人間のデフォルト、初期設定だというお話をさせていただきました。
①宇宙の本質は「幸せ」
②宇宙は大甘、願いは叶うのが当たり前
③苦労はいらない
④願望に制限はない
この4つの中で、「③苦労はいらない」に引っかかった方いらっしゃいますか?
「じゃあ、いつも自分の楽なようにだけしていればいいの?朝も起きたくなかったら会社も学校もさぼって終日ぐうたら寝てればいいし、掃除もしたくないんだったらしないで散らかり放題の汚部屋で過ごしてればいいってこと?」って。
え?
それって、努力=苦労って思ってませんか?
何でそう思う必要があるんですか?
そりゃあ、いろいろ努力することはありますよ。
例えばやもりは今、苦労しているとは思っていません。
そりゃあ、毎朝がんばって起きてるし、がんばって昆虫館のお掃除もしてるし、まだまだ下手ですけど「目指せ、標本職人!」ときれいな標本が作れるように試行錯誤しながらがんばってます。
でも、それは自分のやりたいことのために努力して、その過程も楽しんでいるのであって、苦労じゃありません。
「朝起きるのカッタルイ」とか「掃除めんどい」とか思うことだって、結局は楽しいですよ。
標本作りの試行錯誤だって、「うまくいかない、キーッ」と思うことはあっても結局は楽しいし、逆にこれが「きれいな標本つくりたいな」と思った瞬間、目の前に一部の隙もないほどすんばらしい標本が完成していたら、どうですか?
きっと、ものすごーくつまんないですよ。
みんな、「じっけんば やもり 兼 やもり昆虫館」という自分がやりたいことのためにやってることですから、その時々で「あーめんどー」と思うことがあっても、結局は楽しい努力です。
じゃあ、苦労ってどういうこと?
それは、やりたくないことのために、やりたくないことをすることです。
やもりのイメージする苦労って言うと、例えばそうですね。
好きな人との仲を引き裂かれて矢切の渡しで悲しいお別れをして、それから好きでもない人と泣く泣く結婚させられて、婚家先では意地悪な姑にいびられながらこき使われ、好きでもない夫の子どもを妊娠して、さらに妊婦の体に鞭打ってこき使われ、あげくに流産して儚くなってしまう‥‥という感じですかね。
どこかで聞いたようなストーリーですけど、こういうのは苦労でしょ。
好きでもない人との結婚生活というやりたくないことのために、いろいろやりたくないことをしてますからね。
こんなのは小説や映画の中だけで充分ですね。
それではまた。