こんにちは。
じっけんば やもり所長 兼 やもり昆虫館館長のやもりです。
先月末、不覚にも、巷で流行っているというウィルスに感染してしまいました。
そのため、いつもよりちょっと間が空いての更新です。
前回の記事で笑いの効用についてお話させていただきました。
その概要は、
❝
たとえ作り笑いでもいいから口角を上げて笑顔を作ると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやエンドルフィンが脳内で分泌されて、手っ取り早く幸せ気分になれる。
さらに重要なのは、単にそういう気分の問題だけに留まらないということ。
とにかく口角を上げて笑顔を作ると、脳は「この人は幸せな人だ」と認識し、潜在意識にインプットされる。
そうやって心の潜在意識レベルで「幸せな人」になっていくと、物質領域も、あなたを「幸せな人」にする現実にならざるをえなくなる。
願いだって叶っちゃう。
すでに叶えられたと信じると、つまりは心の領域で願望を実現させてしまうと、物質領域の現実もそうならざるをえない。
↑
コレですから。
❞
というお話でした。
このお話の最大のミソは、
たとえ作り笑いでもいいから
という部分です。
これは脳科学のお話です。
脳にはだまされやすいという特徴があるというお話です。
脳は、自然な行動と、演技の区別がつかない。
本心からそう思って発する言葉と、そうじゃない言葉との区別がつかない。
現実と、想像で思い描いていることの区別がつかない。
だから、自然な笑顔にも、作り笑いにも同じように反応するんです。
自己暗示だって、脳のこの性質があるからこそ可能なこと。
今回はその一つ、❝振りをする❞自己暗示法を取り上げてみます。
だまされやすい脳は自然な行動も演技も区別ができません。
例えば、あなたが今本当にお金持ちであろうが、その振りをしているだけのビンボー人であろうが、同じように認識します。
だから、お金持ちになりたかったら、すでにお金持ちであるつもりで行動して、そのようにふるまってみるのは、自己暗示をかける方法の1つとして有効です。
すると、脳は「この人はお金持ちだ」と認識し、それが潜在意識にインプットされる。
そうやって心の潜在意識レベルでお金持ちになっていくと、物質領域も、あなたをお金持ちにする現実にならざるをえなくなる。
行動たって別に大変なことをする必要はないですし、実際にお金もないのに無理して散財なんてしなくていいですよ。
(お金持ちな人って、意外と質素で堅実だったりもしますしね。)
例えば、不動産屋さんの店頭で「このマンション1億円って安いな。10戸は軽く買えるな」と心の中でつぶやいてみるとか、給与明細を見て「ふんふん、今月は手取りでざっと500万ね」と言ってみるとか、その程度で充分です。
心の中で「ほんとは違うんですけど⤵」と思っていても、せりふ棒読みでも、ふるまいが相当にわざとらしくてもOK。
遊び感覚で気楽にやっていいですよ。
脳はその程度の三文芝居でもちゃんと騙されてくれますから。
ただし古い潜在意識が根負けして書き換わるまで、繰り返ししつこくしつこく、が肝心ですよ。
小芝居1つするごとに、また1つ潜在意識にインプットされますよ。
それではまた。