こんにちは。
やもり昆虫館館長のやもりです。
これはハラビロカマキリ。
10月8日、標先生が採集してきてくれました。
名前の通り、幅広のお腹をしています。
前脚に黄色い突起があるのも特徴。
翅に白い斑点があります。
これもハラビロカマキリの特徴だそうです。
これは12月26日の写真です。
見た目は相変わらず元気ですが、この時点でもう一週間以上、餌を食べていません。
カマキリが生きられるのは、一般的には1月~12月くらいまでだそうです。
だから、そろそろ寿命なのかな?と思っていましたが、年を越して1月3日に死にました。
飼育下だと寒さや餌切れのリスクが少ない分、少し長生きできるのかもしれません。
こちらはコカマキリ。
12月2日、道端に死んだように転がっていたところを先生が採集。
昆虫館到着後、しばらくしたらまた動き始めました。
地面を歩き回る、危険を感じると死んだふりをする、というのはコカマキリの習性だそうです。
(それでもすでに寿命が来ていたようで、その日のうちに昇天。)
コカマキリの特徴は、前脚の内側にあるこの模様。