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自己暗示で状況まで変えられるのはなぜ?

こんにちは。

じっけんば やもり所長 兼 やもり昆虫館館長のやもりです。

 

きっと、こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃいますよね。

 

自己暗示で、例えば、健康とか外見を変えられるのはまだわかる。

性格や行動もありそうだな。

だって、自分自身のことだからね。

経済状況の変化もまああるかも。

 

でも、自分じゃない外部の状況が変わるなんて、理屈から言ってありえないと思うんだけど。

 

そこは以前、私も納得できませんでした。

でも実際にはあるんですよね。

 

内心で「あったらいいな」と思っていた物をズバリ、どなたかにいただけたとか、

物件を探していたら、普通ではありえない偶然が積み重なって、結果、最高の物件をゲットできたとか。

 

また自己暗示とは直接関係しませんが、シンクロニシティというのも決して珍しい現象ではないので、思い当たる人も多いと思います。

 

実は、離れた場所にあるもの同士が影響しあう不思議な現象は、現代物理学の研究室でも観測されていて、

「量子の非局所性」

と呼ばれているそうです。

 

その現代物理学=量子力学の理論によると。

 

宇宙はエネルギーでできていて、エネルギーの正体は素粒子。

 

素粒子は波(波動)の性質と、粒(粒子)の性質を併せ持っているそうです。

波は、形のないエネルギーの状態。

粒は、波が収縮して物質、形を持つエネルギーとなった状態。

波の状態がおよそ95%、粒の状態がおよそ5%だそうな。

 

波はそれぞれ固有の振動数(周波数)を持っています。

それには人間の意識も含まれています。

つまりは、私が考えたり感じたりすることもエネルギーで、例えば思考や、「うれしい」「悲しい」などの感情もおのおの違った周波数を持っていて、数値化も可能だそうです。

 

波の状態の素粒子は、波ですから当然、宇宙全体でつながっています。

 

粒もそれぞれの周波数で飛び回っています。

私の体も、目の前のパソコンも、昨日ウチの昆虫館で羽化したばかりのナナホシテントウムシちゃんも、みんなエネルギーでできていて、素粒子からできています。

 

全ての物質は素粒子を最小単位に、原子→分子・・・・と形作られていて、粒の素粒子はそこを固有の周波数で飛び回っているそうです。

トータルな物質としての私の体も、パソコンも、それぞれ固有の周波数を持っているということです。

 

で、実は、物質の素粒子同士の間はスカスカの隙間なんだそう。

粒の素粒子はその隙間をひゅんひゅんと飛び回っているそうです。

 

つまりは、

粒の状態の素粒子も、みんな、この隙間で宇宙全体つながっているということです。

私も、パソコンも、ナナホシテントウムシちゃんも、宇宙全体で。

 

量子力学の話でもう1つ。

 

素粒子は、それを人が観測することで波が収縮して粒になる、つまりは人間の意識が向けられた時に物質化することが明らかになっています。

 

つまりは

形のないエネルギーを物質化するのは人間の意識

だということ。

 

それは「観測問題」と呼ばれているそうです。

 

このように考えると、願望を抱いて「すでに実現している」と自己暗示をかけることで、自分以外の人や、外部の状況にまで影響を与えたとしても全く不思議ではありません。

 

このことは、

すでに叶えられたと信じると、つまりは心の領域で願望を実現させてしまうと、物質領域の現実もそうならざるをえない。

ということを科学の言葉で表しているように思います。

  

それではまた。