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願望実現はお料理と同じ。メソッドだって、さじ加減です

こんにちは。 

じっけんば やもり所長 兼 やもり昆虫館館長のやもりです。

 

願望実現を何か神秘的で特別なものだと思っていらっしゃる方も多いかと思います。

でも、実際にはお料理を作るのと同じですよ。

特別扱いするのはむしろおかしいですから。

 

どんな料理の達人でも失敗することがあるように、願望実現でも失敗することはあります。

 

でも料理に失敗しても、普通は「あ~あ、失敗しちゃった」とその時がっかりするだけですよね。

その料理が作りたかったら、普通にまた作りますよね。

 

「あああ、失敗だあ。この世で玉ねぎと卵とご飯と調味料から卵丼が作れるなんて、嘘だったんだあ~」

と懐疑の塊になったり、

 

「あああ、俺にはもう一生、卵丼は作れないんだあ~」

と絶望的になったりする人いないでしょ。

 

願望実現もそれと同じです。

うまくいかないことがあっても、そこで「やっぱり、潜在意識とか自己暗示とか嘘だったんだあ」などと思わないで。

卵丼同様、再チャレンジすればいいだけのことですから。

 

自己暗示のためのメソッドの使い方も、お料理と同じで、あなたのさじ加減が一番です。

 

お料理初心者だったら計量カップと計量スプーン片手にお料理レシピと首っ引きになってもちろんいいんですが、慣れてきたらレシピにこだわらずに、自分やご家族の好みに合わせた味加減で作るのが一番です。

 

願望実現だって同じです。

当ブログや、それ以外の関連ブログ・書籍を参考にしたり、お勉強するの、もちろんいいと思います。

でも、あまりそこに書いてあることにこだわりすぎないほうがいいですよ。

 

自分で考えないで外にばかり正解を求めてしまうと、例えば、「このブロガーさんが言ってることと、こっちの著者さんが書いてることが正反対で訳がわからなくなってきちゃったよ~。どうしたらいいの?」と混乱してしまったりしますから。

 

人によって、ケースによって、合う方法はそれぞれなんですから、自分の状況に合わせて、自分で考えるのが一番。

さじ加減は自分の感覚を信頼して大丈夫、というか自分にしかわかりませんから。

 

ちょっと具体的、かつ多くの人が迷いがちな例で言うと。

願望は一度願ったらすぐに忘れるのがいい、いや常に意識してしつこく願い続けるのがいい、両説あります。

 

前者に関しては、確かに「忘れたころに叶った」とか「すぐに忘れるくらいどうでもいい願いは叶うのに、本命の願いはなかなか叶わない」といった現象はありますね。

反面、すごく切羽詰まった状況だったから、もう睡眠時間以外、1日中、アファメーションを唱えまくって叶った、という人もいます。

 

私は、ケースバイケースでどちらも正しいと思っています。

ただ、前者は、すぐに忘れるくらいどうでもいい願いは別として、また願望実現をたくさん経験してすでに相当に抵抗が軽くなっている人の場合以外は、最初からそれでうまくいくのは難しいかな、と思います。

 

私は一般的には、

潜在意識が書き換わるまでの段階では、自己暗示のメソッドを駆使して、しつこくしつこく願い続ける。

 

潜在意識が書き換わった段階になったら、忘れる。

がいい、というか、それが自然だなと思っています。

 

実際、私の場合は願望実現にいたるまで、以下のような経過をたどる感じです。

 

①願いが生まれる。

この時、本命の願いほどめちゃ執着してますね。

願いは執着から始まると言っても過言ではないですね。

 

②メソッドをやりまくって、自己暗示をかける。

アファメーション、イメージング、書くなど。

その時々の自分に合う方法で、「無理でしょ」とツッコむ心の抵抗を消していく。

 

③安心感が出てきて、潜在意識が書き換わってきたな。

そう思うようになってきたら、メソッドは減っていってます。

潜在意識が書き換わったサインは?

減らして、また不安感が増してくると、また増やしています。

 

メソッドをやってない時間は普通に過ごしています。

潜在意識が書き換わった後はどう過ごせばいい?

 

願望については忘れてたり、忘れてなかったり。

忘れている時も、それはもちろん願望をあきらめて忘れている状態とは違います。

 

実現することを信じて潜在意識にまかせきっている状態。

つまりは心配していない状態です。

言わば、この場合、「忘れる」ことすら1つのメソッドになっている状態と言えます。

(もちろん、単に生活に取り紛れて忘れているだけみたいな時間も結構あります。)

 

④アファメーションなどはほとんど、あるいは全くやってない。

願望もほとんどの時間が、安心しきって忘れている状態。

 

ただし、私はこの段階では、「お守りを決める」ことも多いです。

不安感がまた顔を出さないように保険みたいなものですね。

 

例えば、

・「幸せ」「ラッキー」などの抽象的なアファメーション文言

・スマホの待ち受け画面の画像

など、自分の個別具体的な願望に直接は結びつかないようなシンボル。

 

それに個別具体的な願望をイメージで統合させておきます。

それを「お守り」として、時々唱えたり、1日に何度も目に入るようにするとかです。

 

以上。

 

強調しておきたいのですが、いつも全くこの通りというわけではないです。

常に④までいかないと願望実現しないということではなくて、②の段階で実現することも結構あります。

 

③や④の段階になって、潜在意識が書き換わってきたな、と思っても、メソッドは特に減らしてなかったこともあります。

 

これはあくまで私なりのさじ加減例の1つですから、あくまでご参考程度に。

 

あなた自身の感覚が一番信頼できるんですよ。

  

それではまた。