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カイコの祖先、クワゴ

こんにちは。

やもり昆虫館館長のやもりです。

 

今日は昆虫館の生き物の中からクワゴをご紹介します。

 

 

 

これがクワゴ。

 

カイコは人間が絹糸を取りやすいように品種改良されていますが、クワゴはその原型、祖先と言われています。

 

いわゆる野蚕の一つです。

 

 

幼虫はカイコと同じで桑の葉を食べます。

 

横から見ると、なんとなく犬みたいで可愛いです。

 

 

クワゴの幼虫は体長が5cm近くまで育つと繭を作ります。

 

9月11日、繭になりました。

 

 

10月2日、羽化。

繭になってから約3週間後でした。

 

繭から出ると、チョウと同じく、やはり余分な体液を出しながら翅を伸ばしていきます。

 

 

 

 

成虫の大きさは開張で3~4cmくらい?

 

私の想像よりも小さかったです。

カイコは飛べませんが、クワゴは飛びます。

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