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ツマグロヒョウモン続々蛹化

こんにちは。

やもり昆虫館館長のやもりです。

 

こちらの記事の続きです。

ツマグロヒョウモンたちは何とかさなぎに

 

その後、幼虫は続々さなぎになっています。

 

 

前蛹とさなぎの林

 

たいていはこのように、飼育ケースのフタ裏に逆さにぶら下がっていますが、中には餌の葉っぱの上に横たわってさなぎになるのもいます。

 

 

 

 

チョウが充分に翅を伸ばせるスペースを確保できるようなら、このまま羽化させればいいのですが、このケースは小さいのでもっと広い場所に移動してもらいます。

 

 

 

 

こちらは100円ショップの洗濯用ネットと段ボールで作った飼育ネット。

  

この中にタオルを敷いて、さなぎを寝かせます。

 

飼育ケースからさなぎを取り出す時は、体が傷つかないよう、おしりを固定している綿の塊みたいな糸ごと外します。

 

そして、そおっとネットへ。

 

 

現在、さなぎは23匹。

 

3匹がまだ幼虫です。

 

その他、幼虫の状態で死んでしまったのが6匹。

 

 

さなぎのアップ。

キラキラした金色のボタンみたいに見える突起があります。

 

触ると「いや~ん」という風情で、ぴくぴく体をくねらせます。

可愛いですけど、あまり触らないようにします。

 

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