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小さいやもりの餌

こんにちは。

やもり昆虫館館長のやもりです。

 

現在、昆虫館で飼育しているニホンヤモリは小さい子ばかりです。

 

 

 

もりちゃん。

 

大人になるには、もうちょっとかな?というところです。

 

 

だっそうちゃん。

 

もりちゃんより、さらに小さいです。

 

 

ぎょうざちゃん。

 

この子はもっと小さい。

 

以前飼っていたやもちゃんの卵から生まれた子です。

生後11日。

 

 

にらたまちゃん。

 

一番小さい子です。

 

同じくやもちゃんの卵から。

生後8日。

 

 

 

 

子どもやもりや赤ちゃんやもりは餌の虫も小さいものしか食べられないので、どうしたものかと最初ちょっと思案しました。

 

コバエをあげるという話もよく聞くのですが。

でも、あれを生け捕りにして、逃がさないように気をつけながら食べさせる?

それも多分、何十匹も?

 

ケースにコバエが大好きなバナナを入れておいて大量羽化させる方法もあるようですが、そうすると今度は脱走したコバエだらけで館内が大変なことになるかも。

 

いずれにしても私には至難の業です。

すみません、やもりさんたち。

 

 

 

こちらのミルワーム

 

長期保存ができて管理が楽、餌切れで「どうしよう~😭」となる心配もない。

 

なので私の場合、大人のやもりには迷うことなくこれを採用しているのですが、小さい子たちにも、何とか工夫して食べてもらえないものかと。

 

やってみました。

 

 

 

大丈夫💕

食べています。

 

ごく小さいものを選んであげれば、このように1匹丸ごと呑み込んでくれます。

 

小さいミルワームがなくて、ちょっと大きいサイズのものになるともう食べてくれません。

 

 

そういう時はちょっとグロいですが、半分にちぎってあげたら問題なしでした。

 

だっそうちゃんも食べてくれました。

 

ぎょうざちゃんとにらたまちゃんは最初のうち食べませんでしたが、何日か後には無事食べました。

もともと、孵化したばかりの赤ちゃんは1週間くらい何も食べないものらしいです。

 

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