悪いエネルギーは返しちゃっていいですよ その②

こんにちは。

じっけんば やもり所長 兼 やもり昆虫館館長のやもりです。

 

前回の記事は、意図的な悪意があって、あなたにイヤミやひどい言葉、理不尽な扱いなど、嫌なことを仕掛けてきた人・くる人を想定しての解消法でした。

悪いエネルギーは返しちゃっていいですよ その①

 

この方法、もちろんそれ以外のケースでも応用できますよ。

 

例えば、

 

ひどいことしてるのに、相手は自覚していない

 

「悪気はなかったんだから許してあげなよー」とか言われたり、どうかすると怒った方が逆に悪者にされたりして、ますますフラストレーションがたまるってやつです。

でも悪気がなければ何をしてもいいってものじゃないですし、むしろ「悪気がない分、よけいに腹立つわっ💢」ってこともありますよね。

 

それはそうなんです。

なぜかというと、そういう時、相手はあくまで表面的な意識の部分で悪気がないというだけで、実際にはむしろ心の奥深く沁みついた侮蔑や人格の無視からくる言動ですから。

 

要因はいろいろあると思いますが、例えばこんなところですかね。

 

〇無神経で他の人の気持ちに無頓着。

知人の知人が体験した悲話です。

ある時、列車で座席が空いていなかったので、ステップに座っていたら、突然、「ばさ、ばさ、ばさ」と頭の上に大量のミカンの皮が降ってきました。

 

びっくりして「わ、何何!?」とあたりを見回してみたら、なんと背後の4人掛けボックス席で車内宴会中のオバサマたちが、食べ終わったミカンの皮を背もたれ越しに背後に投げ捨てていたんだそうな。

 

〇もともと自己チューで自分のこと以外、頭にないから、相手にも都合や意思、感情があるということに思いが及ばない。

 

だから、別にひどいことをしている意識もない。

(なんか苦手なタイプ💦)

 

〇差別意識

意図的な悪意を持って人を差別する場合もありますが、そうじゃない場合も結構あります。

 

それは自分でことさらに差別と意識できないくらいに、当たり前のものとして差別意識が染みついている場合。

相手はもともと自分より下なんだという考えが当たり前になってて、もはや血肉化しちゃってるから、息をするように自然に差別をしてしまうんです。

 

例えば女性差別発言を批判されて、「そんなつもりじゃなかった」とびっくり、でも何が悪かったんだかさっぱり意味がわからない、あげくに「そんな細かいことで目くじら立てる方が悪い」と開き直り、そんなオジサマとか時々いますよね。

 

でも差別される側にとっては、意図的な悪意じゃないから、より深く傷つく、相手が自分の悪意に無自覚なくらい根の深い差別意識だからこそ、むしろよけいに痛みを感じるんです。

 

こういったケースだって、悪いエネルギーを押し付けられているのは同じですから、同じように返しちゃいましょう。

 

やり方も同じ。

個別に返すなら、

 

両手を胸に当てて、「私は悪いエネルギーは受け取りません」と言います。

そうしたら、両手をぱっと前に出して、イメージの中で悪いエネルギーを相手にはね返します。

 

あるいは、複数の相手にまとめて返したい場合や、万が一これから先、あなたが嫌なことを仕掛けられた場合に備えての予防もまとめてしておきたいなら、

 

両手を胸に当てて、「私は過去・現在・未来に渡って、一切の悪いエネルギーは受け取りません」と言ったら、両手をぱっと前に出して、イメージの中で悪いエネルギーを空にはね返します。

 

相手が亡くなっている場合でも有効。

それから、返却先が「空」だとなんとなく漠然として手ごたえが薄いと感じるようだったら、ボヤっとした人物の集合、ワヤワヤッとした群像みたいなものをイメージして、そこにはね返すといいですよ。

 

それから、

   

もしかして自分の誤解で悪く受け取っていた?

 

って、後になって思う場合もよくありますね。

例えば、ちょっとしたタイミングのずれで誤解が生じたのかもとか、心が疲れていたせいでなんでも悪い方に考えてしまっていたのかもとか。

 

よくわからない時も、とりあえず同じように相手に返してしまっていいですよ。

「え?向うは悪くなかったのかもしれないのに、❝悪いエネルギーは受け取りません、ぱっ❞なんてやっちゃっていいの?」って?

 

大丈夫。

もしも、あなたが相手のなんでもないエネルギーを、自分に届いた時点で悪いエネルギーに変換して受け取ってしまっていた場合、返すプロセスはそれと逆。

 

あなたが悪いものとして変換して抱えていたエネルギーは、放った後、元の無害なエネルギーに再変換されて相手に戻っていきますから、大丈夫。

  

それではまた。