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ジャコウアゲハの飼育② (蛹化)

こんにちは。

やもり昆虫館館長のやもりです。

 

「ジャコウアゲハの飼育① (幼虫~前蛹)」からの続きです。

 

 

6月15日~22日の間に6匹が前蛹になりました。

 

割りばしに糸掛けし、コロンと可愛らしい姿になっています。

 

ここから最後の脱皮をして、サナギになります。

 

 

6月16日~23日、6匹全部がサナギになりました。

 

サナギは濃いクリーム色をしています。

 

なりたてのサナギの体内はドロドロで固まっていない状態、3~4日は動かしてはいけないそうです。

 

サナギ正面。

ジャコウアゲハのサナギは俗に「お菊虫」と呼ばれているそうです。

 『番町皿屋敷』のお菊さんのことで、女性が後ろ手に縛られている姿に似ているからだそうですが。

 

う~ん、これ人間の女性に見えるのかなあ?

まあ無理して見ようと思えば、そう見えなくもないですが・・・。

 

 

 

なお、飼育していた8匹のうち、1匹は6月23日、もう1匹は26日に、いずれも幼虫のまま死んでしまいました😭

 

食草のウマノスズクサが見つからず、最終段階で餌が不足してしまったのがおそらく原因です。

 

 

 

 

 

3日に1度くらい、霧吹きでサナギに水分補給します。

 

 

 

最初の1匹がサナギになってから、今日7月4日現在でもう20日近くになります。 

そろそろ羽化してもいい頃じゃないかと思うのですが、それらしい気配がまだ見えません😟  

このところ、昼間に冷房を付けているせいかも?

 

いつ羽化してもいいように、こんな飼育ネットも用意して待ち構えているのですが。

昆虫館近くの100円ショップで買った一番大きい洗濯ネットで作りました。 

円筒形のネットに、大きさを合わせて切った段ボールを麻ひもで上下に取り付け、吊り下げ用のひもをつけて出来あがり。

 

「ジャコウアゲハの飼育③」に続く。