「どうやって?」は考える必要なし

こんにちは。

じっけんば やもり所長 兼 やもり昆虫館館長のやもりです。

 

願望を持つと、「でもどうやって実現するの?」と手段や方法を考えてしまいます。

ところが、これがむしろ、つまずきの元。

無理に考えなくて大丈夫ですよ、というお話です。

 

私も一応個人事業主で、現在、じっけんば やもり 兼 やもり昆虫館を経営しているということになるんですが😅

 

私が、まだ「じっけんば やもり 兼 やもり昆虫館」という明確なイメージがあったわけではなかったけれど、とにかく、人が好きなこと・やりたいことを思い切りやる、自己実現の場をつくりたいと考えていた頃のことです。

 

最初は開業についての知識なんて皆無でした。

経営形態にはどういう種類があるのか、開業するにはどこかに届け出がいるのか、費用はどのくらい必要なのか、税金の申告はどうすればいいのか、などなど。

 

こういう基本的なことがわからなかったので、まずは、その辺のことを教えてもらおうと、2019年5月、インターネットで見つけた『起業塾』に入塾。

そこで希望どおり、開業に関する基本的な知識を教えてもらえました。

 

ところが。

塾の提出課題に「ビジネスプラン」というものがあったんですね。

 

どういうビジネスを立ち上げて、初期の開業費用がいくらで、月々の経費がいくらで、いついつまでに軌道に乗せて、月稼働日数が何日で毎日の集客予想が何人くらいで単価いくら、そこから月々いくらくらいの収益が見込めて・・・というアレです。

 

これをきっかけに私の懊悩が始まりました💦

(いやその前からも気になってたことはなってたんですけどね。)

 

❝えーっと。

ほんとは週2日休みたいんだけど、まあ週1で我慢するとして月稼働日数は25日くらいかな。

 

1日に何人くらい来てくれるかなんて、そんなのわからないよ~😓

少なくとも、スーパーやコンビニみたいにひっきりなしにお客さんが来るような場所とは違うよな。

 

じゃあ、出ていく経費の方をできるだけ抑えないと。

しょうがない、家賃は予算このくらいにしとくか。

 

あ~、でもこの家賃じゃすごく狭いところしか借りられない。

これじゃスペースが足りそうにない~💦

いや、広いところもあるにはあるけど、お客さんに来てもらうには遠すぎる・・・。❞

 

机の上でいくら呻吟しても、考えれば考えるほど頭の中はぐるぐる。

そのうち、心の中は「本当は実現なんて無理なのかも」という絶望感でいっぱいに。

 

そもそも、この時点でもまだ「自己実現の場っていっても具体的に何するの?」さえわかっていないという体たらくでした

ヤレヤレ、あきれたもんですね💦

 

それでも課題は出さなくてはならないので、何とかプランの形にでっち上げて提出。

しかも初体験のパワーポイントを使って、他の賢そうな受講生や講師陣、おまけに区役所のなんか偉い感じの人だの、金融機関のなんか偉い感じのおじさま方(前途有望なプランには資金融資のご相談に乗りますということ)までおいでの前で発表をしなければならず。

 

発表の順番を待っている間も(おうちに帰りたいよ~😭)

発表中も原稿を見ながら(なんじゃ、この落書きは。サイテーやん。あ~も~、穴があったら入りたいっ😭)

 

実際、リハーサルの時には講師の方に「ちょっと無理があるんじゃないの?」という意味のことをさんざん言われましたしね。

そんなん、わかっとるわいっ!

 

で、7月で起業塾が終わった後も、ずっと「あ~も~、どうしよう」と悶々としていました。

でも、あきらめるなんてとてもできなかったんです。

 

そんな状態で1年以上「どうすればいいんだっ~!」と、もう頭の中が焼け切れてしまうくらいに考え続け、「何かいいヒントが落ちてないか?」と藁にもすがる思いでネットの記事だのあれやこれや情報を求め続け。

  

 

 

  (途方に暮れるやもり館長)

 

ところが、こんなぐちゃぐちゃ状態でも、とにかくあきらめなければ何とかなるもんです。

願望実現の第1段階:あきらめずに願う

 

「何とかなる」ってどうなったかというと。

考えるのをやめることにしました。

 

自分がそのように「どうやって?」をぐるぐる考え続けることは、脳の3%ないしはそれ以下しかない顕在意識、しかも視野が狭くて過去と現在のデータに基づく判断しかできない顕在意識だけに頼って何とかしようとしていることだと気がついたんです。

「牛刀をもって鶏を割く」ならぬ「鶏刀をもって牛を割く」ですね。

 

私は「自己実現の場をつくる」という、望むゴールだけを決めることにしました。

そこに至るまでの手段や方法は、潜在意識に任せることにしたんです。

  

そして、実際にそういう場をつくって楽しく生き生きと活動している自分を思い浮かべ、「既にそうなっている」としつこく自己暗示をかけ続けました。

願望実現の第2段階:自己暗示をかける

 

それから1ヶ月くらいたって。

結果。

  

まずは2020年11月、「とにかく本格的に物件探しを始動しよう!」という気になり、本格的に不動産屋さん巡りと、不動産紹介サイトの検索を始めました。  

 

と言っても、この時点で経費のめどさえ立っていなかった私は、当然、いくらくらいの家賃で、どんな物件を探したらいいのかも見えてなかったんですよ^_^;

(ほんと、呆れたもんだわ。)

でも「とにかく動いてみよう。いろいろ見てみよう」と思っていました。

 

そうこうしているうちに、あら不思議。

経費の心配がなくなりました。

 

というか、もともと心配するような状況ではなかったのに勝手に心配していたことに、それまで気がついていなかったんです。

これで家賃の見当もつきました。

 

さらに。

なかなか浮かんでこなかった「自己実現の場って言っても具体的に何するの?」のイメージも、物件探しを続けているうちに、じっけんば やもり 兼 やもり昆虫館」という形で明確に固まってきました。

 

そこから不思議な経過を経て2021年3月に現在の物件に巡り合い、めでたく「じっけんば やもり 兼 やもり昆虫館」のスタートにこぎつけたまでのいきさつは、以前の記事でお話しした通りです。

 

大きな願いが小さな願いを飲み込むことがあります

まさか虫に呼ばれたとか?

 

願望があったら、「どうやって実現するの?」と無理に手段や方法を考える必要はないですよ。

 

あなたは望むゴールだけを決めて、「それはすでに実現している」と自己暗示をかけてください。 

細かいことは潜在意識がうまくやってくれます。 

 

必要な行動があれば提示してくれて、あなたがちゃんとそうするように仕向けてくれます。

  

それではまた。

 

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