こんにちは。
じっけんば やもり所長 兼 やもり昆虫館館長のやもりです。
好転反応って、よく東洋医学で使われる言葉です。
お灸やツボ療法などの効果が表れて回復に向かう途中で、一時的に悪化したように見える症状のことを言いますね。
ところが、願望実現のために自己暗示を続けていて、潜在意識が書き換わろうとしている時にも、好転反応が現れることがあるんです。
具体的な症状は大きく3つ。
〇身体的な好転反応
食欲不振、不眠、発熱、腹痛などなど、症状は人によってさまざま。
時には、あなたの願望実現を妨げるように、わざとダウンさせることもあります。
(好転反応であるなしにかかわらず、症状が長引く時は病院に行ってくださいね。)
〇精神的な好転反応
不安感、恐怖感、罪悪感、孤独感などなど、これもさまざまです。
訳もなくこんな感情が襲ってきたり。
あるいは普段だったら気にならないような、ちょっとした出来事にも過敏になって、これらのネガティブ思考が発動してしまったり。
〇状況的な好転反応
私はこれが結構、多かったです。
あなたの願望実現に逆行するような、トラブル、ショックな出来事などなど。
とにかく、あなたの願望とは真逆の現象を見せつけられます。
潜在意識もあなたの一部ですから、どうやったらあなたが一番嫌がるか、願いをあきらめる気になりそうか、よ~く知っているんですよ。
例えば、「お金持ちになりたい!」と思って自己暗示を始めたら、エアコンが壊れて予想外の出費!とか😿
「イケメンになりたい!」と思って、「俺はイケメンだ!」と自己暗示をかけていたのに、誰かにブサメンと言われて、ガ~ン😿とショックを受けたりとか。(失礼な^_^)
好転反応の原因はズバリ、古い潜在意識の抵抗です。
人の脳はよくも悪くも変化を怖がります。
心理的ホメオスタシスが働いて、現状維持を守ろうとします。
だから自己暗示で潜在意識が書き換わろうとすると、古い潜在意識は「書き換えられてなるものか!」と全力で抵抗してきます。
それが身体的・精神的な不調という形で現れたり、願望とは真逆の現象を起こして、(ああ、やっぱりだめかも)と思わせて、あきらめさせようとしたりしてきます。
キツイですね。
好転反応の期間も、人によって場合によって、いろいろです。
「数日から数週間」という話を比較的よく聞きますが、私はもっと長く続くことが多かったです。
願望実現に向かって進んでいく節目節目で、何度も現れる波状攻撃もありましたし。
私の場合は、非常識にも大それた望みを抱くことが多いもので、そのせいもあったかもしれません^_^;
でも。
好転反応が現れたということは、むしろ喜んでいいことです。
潜在意識が書き換わろうとしている証拠ですから。
これがあらかじめわかっていれば、キツイ好転反応が来ても、「大丈夫!結局はうまくいく!」と思えますね。
それに不思議なことに。
好転反応が現れて「う~ん、キツイな」と思っている時。
それでもあきらめずに自己暗示を続けていると、そのうち、なぜか今まで気づかなかったことに「ハッ!」と気づくことが多いんです。
「なんだ、こう考えればよかったんだ」とホッとする考えとか、あるいは今まで思いつかなかったようなアイデアがひらめいたりとか。
それで逆に願望実現に近づけたり、行き詰っていたことの打開につながったり。
私はこういうことが何度もありました。
ただし、好転反応は起こらないこともあります。
おそらく、潜在意識の書き換えがゆるやかで古い潜在意識が徐々に慣らされていっている場合とか、逆に古い潜在意識に抵抗する暇を与えないくらい、ガンガンねじ伏せるくらいの勢いで自己暗示がかけられている場合などが考えられます。
いずれにしても、好転反応を怖がる必要はないし、逆に好転反応が起こらないからと言って「願いが叶わないかも」などとがっかりする必要もありません。
ちなみに、私は昨年暮れに真逆も真逆、180度真逆現象もいいところの好転反応がありました。
もちろん、その場では(ガ~ン😨)でしたけど。
でもしばらくして落ち着いて考えたら、笑えてしまいました。
具体的には書けませんが、あまりにも一直線に真逆すぎて、ほとんどギャグ漫画みたいなことだったもので。
明らかに、古い潜在意識の焦りが見え見えだったんですよ。
もちろん、その好転反応も無事乗り切れました。
潜在意識には子どもみたいなところがあるので、最後のあがきではこういう面白いことも見せてくれるんですね。
それではまた。