こんにちは。
じっけんば やもり所長 兼 やもり昆虫館館長のやもりです。
夢や願いがある人。
それを語る相手は選んだ方がいいですよ。
あなたの夢を、根拠もないのに「そんなの無理に決まってるでしょ!」と頭から否定して、やる気を削いでしまう人が少なからずいるからです。
その名もドリームキラー。
文字通り、人の夢を殺す人です。
私も以前は結構、不用意にその被害に会っちゃってました。
まだ「じっけんば やもり 兼 やもり昆虫館」という明確なイメージがあったわけではなかったけれど、とにかく、人が好きなこと・やりたいことを思い切りやる、自己実現の場をつくりたいと考えていた頃です。
当時、何気なくその夢を語ると、
「それは難しいね」くらいはまだしも。
「やめたほうがいいよ!向いてないよ!能力ないよ!絶対、失敗するよ!」って、(なんでここまで言われるんじゃ?)とむしろ怪訝に思ってしまうくらいの勢いで全否定されることも😅
もう、「失敗しなきゃ許せない!」的気迫マンマンというか、ほとんど呪いの言葉ですよ。
そりゃあ、絶対成功すると言い切れる根拠は、その場で提示できませんでしたけど。
でも逆にその人たちが、「無理に決まってるでしょ」とか、「絶対、失敗する」とか言い切る根拠だって別になかったわけです。
なのに自信満々にそう言い切れちゃうというのは妙な話ですけど、なんでそうなるんでしょう?
人がドリームキラーになる理由は様々だと思いますが、よくあるパターンとしては、
〇「常識」からくるドリームキラー
これが一番、多いのかな。
「夢を叶えるのは難しいはず。簡単にできるわけがない」
「よほど運がいいか、血のにじむような努力でもしないかぎり無理」
「だから夢を叶えるのは、ほんの一握りの人だけ」
という固定観念があって、頭から「それは無理」と思い込んでいる人です。
人の脳は、いい悪いにかかわらず変化を怖がる性質があります。
心理的なホメオスタシスが働くんです。
例えば、ひどい配偶者や彼氏・彼女に悩まされてて、別れた方が幸せになれると頭ではわかっているのに、結局、何やかや理由を付けて別れようとしない人いますよね。
このように、現状が全く望ましいものでなかったとしても、それを安全圏ととらえ、そこから離れることを危険と判断してしまうのです。
それが根拠もないのに、「そんなの無理に決まってるでしょ」という否定的な言葉になるのです。
私に「それは難しいね」と言った人も、おそらくこれですね。
〇嫉妬からくるドリームキラー
「あなただけが夢を叶えるなんて許せない!」という嫉妬から、何とか足を引っ張ろうとする人です。
あなたが不安になったり、自信をなくすようなことを言って、あきらめさせようとします。
先ほどの、「やめたほうがいいよ!向いてないよ!能力ないよ!絶対、失敗するよ!」の人は、たぶんこれだったのかな・・・・?
〇「善意」からくるドリームキラー
家族とか身近な人に多いケースです。
「失敗して傷ついてほしくない」という心配から、「そんなの無理に決まってるでしょ」「いい歳して夢みたいなこと言ってないで、もっと現実を見なさい」と反対してきます。
身近な存在だけに距離を置くのも難しいし、あきらめたとわかるまで、しつこく言われることも多いので、なかなかやっかいです。
ところで、ここで私が「善意」をわざわざカッコでくくってるのは、中には「本当に善意からだけって言っちゃっていいのかな?」と思える場合もあるからです。
「もちろん、相手を心配する気持ちもあるんだろうけど、それ以上に自分が安心したいだけなんじゃないのかな?」と思うこともあるわけで、とりあえずカッコに入れときます。
「常識」からプラス「善意」から、とかの混合型もあります。
以上、ドリームキラーになる理由はともあれです。
先ほども言ったとおり、いずれも根拠があってそう言っているわけではありません。
結局は無責任発言でしかないのです。
よって無視するに限ります。
けど。
そう言われると、その時はつい凹んでしまうことも多いもの。
相手の言葉に「もしかしてそうなのかも?」と不安の黒雲が広がってきたり、ふと自信が持てないような心持になってきたり。
私たちは子どもの頃から、「自分の判断よりも他人の意見のほうが正しい」という観念を刷り込まれてますしね。
実際、それで夢や願いをあきらめてしまう人は、かなりの高確率でいるようです。
ドリームキラー、恐るべし。
ですから、そういうことを言いそうな人には最初から夢や願望を語らないのが無難です。
心から応援してくれる人にだけ話すのがいいと思います。
そんな人なら、決してあなたの夢を殺すのが目的じゃない、建設的なアドバイスもくれますよ。