こんにちは。
じっけんば やもり所長 兼 やもり昆虫館館長のやもりです。
前回の記事「自己暗示を続けるの、大変ですか?」では、仕事や勉強、家事などで忙しく自己暗示を続けるのが大変、という方のために、できるだけ負担なく続けられる、いくつかの方法をご紹介しました。
・1日10分程度、時間を限ってやる
・アファメーションを録音して、それを聞き流す
・視覚化して、しょっちゅう見られるようにする
はたまた、アファメーションを紙に書いて枕の下に置いて寝る、など。
その他、あなたが「ピン💡」ときたオリジナルの方法でもアリ。
今回は、さらに朗報があります!
自己暗示はやってるうちに、どんどんラクにできるようになってきますっ!
そうなる要因はいくつかあるのですが、
例えば、最初はなかなか集中できなくて苦手だったイメージングが、慣れるにつれ、少しずつ自然にできるようになったりします。
(私がこれでした。)
最初は舌かみながらだったアファメーションが、そのうち考えなくても、なめらかに出てくるようになります。
(歌の歌詞を覚える時に似ていますね。あと算数の九九を覚える時とか。)
〈自己暗示が単純化されてくる〉
アファメーションがだんだん短くなってきたり、イメージングで思い浮かべる映像がすっきりと浮かびやすいものになってきたりします。
アファメーションも最初のうちは、
「文章が短いと、どうも漠然とし過ぎてしまって。願いが自分のイメージ通りの形で潜在意識に届いてくれるのか、心配になっちゃうんだよね」
と思うこともあるかもしれません。
それで
「私は大金持ちです。だから、欲しいものは何でも買えて、行きたいところにはいつでもどこにでも行ってるし、自分の理想の家に住めてるし、大切な人にもあれやこれやしてあげられてて、うれしいし安心だし、うんたらかんたら・・・です。ありがとうございます。」
なんて、めちゃ長くなってしまうことも。
めんどくさいですね~。
それに、潜在意識は繰り返しに弱い性質があるから、アファメーションはできるだけ短く、たくさん唱えた方が願いは早く叶うのに。
ところが長いと、なかなかそうはいかない!
大丈夫!
がんばって唱えているうちに、長かったアファメーションが次第に、「私は大金持ちです」、さらには一単語で「大金持ち」というように、自然と短くなってきます。
短い文章でも意味はちゃんと詰まっている、しっくりくる、という気分になってきます。
〈願いが統合されてくる〉
例えば、ある人が「家族みんなが楽しく暮らせるように」と「大金持ちになりたい」の2つの願いを持っていたとします。
それで最初は自己暗示も、「家族みんなが楽しく暮らしている」「私は大金持ちです」の2種類を実行。
ところが、ある時ふと、
「あれ?そもそも自分はなんで大金持ちになりたいと思ったのかな?」
などと疑問がわいたりします。
もしその答えが、
「自分も、大切な家族も、みんなが行きたいところに行けて、好きなところに住んで、欲しいものを買えて、やりたいことを何でもやれると楽しいだろうな。そうできるお金があったらいいな、と思うから」
だったら。
じゃあ、自分の「家族みんなが楽しく暮らせるように」という願いには、「大金持ちになりたい」という願いも、もともと込みで入ってたんじゃないの?と気づきます。
それなら自己暗示も「家族みんなが楽しく暮らしている」だけでいいよね、となります。
(もちろん、これはあくまで1つの例で、お金がないと楽しくないという意味ではありません。例えば、もともと旅行に興味がない人は珍しくないし、自給自足の生活に憧れてる人なんかも多いですから。「うふっ、妖精さんみたい💕」とかね。)
こうやって願いが統合していくことは、よくあるんです。
私も、ほぼ毎回あります。
最初のうちは7つも8つもあった願いが、だんだん統合していって、しまいには、たった1つにまとめられてしまう、なんてこともよくあります。
〈古い潜在意識の抵抗が軽くなってくる〉
自己暗示を始めると、潜在意識は「変わってなるものか!」と必死に抵抗します。
自己暗示を邪魔してくることも、よくあります。
「自己暗示、面倒だな」と思わせたり、せっかく「毎日アファメーションするぞ!」と決意しているのに、うっかり忘れさせたり。
それでも、あきらめずに続けていると、古い潜在意識は押されてだんだん消えていきます。
潜在意識の抵抗が軽くなってくるので、だんだんラクになってきます。
こうやって、自己暗示がどんどんラクになってくると。
そのうち、
頭の中に「すでに叶っている」映像が勝手に思い浮かんでたり
願いが叶ったかのようにいつのまにかふるまっちゃってる自分がいたり
なにやら勝手に頭の中でアファメーションを唱えてる何者かがいたり(笑)
という状態にもなりますよ。
そうなると、もう意識しなくても、
自動的に自己暗示をかけてる状態
なんの努力もいらないです。
ここまでくると、もう現実にもかなりの変化が表れていると思います。
それではまた。