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心憧れるツマキチョウ

こんにちは。

やもり昆虫館館長のやもりです。

 

ツマキチョウ💕

 

標先生や、チョウに詳しい人によると

 

1年の大半をさなぎで過ごし、年一回、4月前後にしか現れない春限定チョウだそうな💕

よって「春の妖精」と愛でられるチョウだそうな💕

 

私は今まで実物を見たことは(多分)なかったのですが、写真で見ると、翅裏の枯草みたいな模様と、雄は前翅先端の尖った部分の黄色が特徴の、いかにも春らしく可憐なチョウです。

 

モンシロチョウと同じシロチョウ科の仲間で、姿も一見よく似ているので、飛んでいると間違えて見落としてしまいそうです。

 

そこで見分け方も教わりました。

 

モンシロチョウが「ふわんふわん」と波のように飛ぶのに対し、ツマキチョウは低い位置を直線的に飛ぶのだそうです。

大きさもモンシロチョウより少し小ぶりだとか。

 

東京23区でも見られるそうなので、4月の午後、探しに出かけました

 

行先は中野区にある江古田の森公園。

でも残念ながら目撃なし。

 

「そんなに簡単には見つからないものだということがわかっただけで、今回はよしとしよう」とすごすごと帰路につきました。

 

そこで翌日、標先生のリベンジ。

 

午前中、笹目橋付近へ。都内ではなくて、埼玉県和光市です。

オスのツマキチョウ2匹をゲット!

 

この日は他にもモンキチョウのオス2匹とベニシジミのメス1匹を採集してもらいました

 

(ちなみにチョウは「1頭2頭」と数えるとも聞きますが、私はどうもウシさんやウマさんの絵が浮かんでしまって、ちぐはぐな気分になってしまうので、「1匹2匹」と言っています。)

 

 

ツマキチョウ♂(上 2匹)

 

モンキチョウ♂(下 2匹)

 

 

「いかにも春!」のラインナップです。

 

 

 

ベニシジミ♀

 

これも小ぶりなチョウです。