· 

室内羽化したツマグロヒョウモン

こんにちは。

 やもり昆虫館館長のやもりです。 

 

当館ご近所さんで蝶にめちゃ詳しい方がいらっしゃるのですが、この写真は、その方のお宅で室内羽化したツマグロヒョウモン♂です。

 

幼虫から育てて、さなぎになり、12月22日に蝶になったそうです。

 

蝶の隣においてある物体はさなぎの殻です。

 

私は幼虫もさなぎも見せていただきましたが、幼虫は体の色が黒と赤でちょっとどぎつい印象、しかもトゲみたいな突起がたくさんあって、グロテスクだと思われる方が多いかもしれません。

 

私も「あのトゲトゲに刺されるのではないか」と怖れてさわれませんでした。

でも実際にはあれはトゲではなくて、刺さないそうです。

 

ツマグロヒョウモンの幼虫はスミレ科植物の葉を食べます。

 

ビオラ、パンジーなど。

 

それを聞いた私は「もしかしたら、この昆虫館にも蝶が来てくれるかも💕」と憧れてしまい、早速、表にビオラの鉢を置きました。

 

でもそんなに大きな鉢ではないので、蝶が気付かないかもしれません。

 

うまく気づいて卵を産んでくれたとしても、幼虫は相当に大食いらしいので、葉っぱはあっという間に食べつくされてしまうかも。

「前の記事」  コガタスズメバチがかわいい                    

               今回も生き虫ゲット 3月彩湖フィールドワーク  「次の記事」